●視力回復の運動と「ヘルムホルツ理論」と「ベイツス理論」
「ヘルムホルツ理論」とは、目のピント調整の定説といわれている理論です。
遠くのものを見るときは、目の毛様体筋がゆるんで、水晶体が引っ張られ薄くなる。
近くのものを見るときは、逆に毛様体筋が緊張して、水晶体は引っ張られる力が無くなり厚くなる。
この水晶体がレンズとして厚さを変えることで、外から入った光の屈折角度を変えて網膜に届けた情報が視覚として脳で認識されるというものです。
定説の「ヘルムホルツ理論」は、水晶体の厚さで目は焦点を合わせるというものです。
これに対して「ベイツス理論」は、眼球を周りの筋肉が引っ張ることで変形させて焦点を合わせるというものです。
眼の回りの筋肉は、上直筋、下直筋、内直筋、外直筋、上斜筋、下斜筋と6つで構成されています。
これら6つの筋肉が眼球の形を変えるということになります。
ところで、この6つの筋肉は、毛様体筋と異なり、自らの意思で動かせる筋肉です。
つまり、運動しようと思えば動かせる筋肉なのです。
一般的には、ベイツス理論は間違いで、ヘルムホルツ理論が正解と言われていますが、どうなのでしょうか?
どちらかが正しいというよりは、毛様体筋がメインで、目の周りの筋肉は補助と考えるのが自然の様な感じがします。
つまり、相互に影響し合っているということです。
そういう意味では、視力回復のために運動できるのは、目の周りの6つの筋肉だけですから、こちらを運動することは視力回復のために無駄ではないとも考えられます。